「ヘアオイルを使いたいけど、何を選べばいい?」
「美容室がおすすめするヘアオイルってどんなもの?」
美しい髪を保つために、どのようなものをヘアケアに取り入れたら良いのか悩む方も多いでしょう。
一般的にはトリートメントが広く使われていますが、ヘアオイルも効果的なアイテムです。
ヘアオイルの選び方と使い方は、以下のとおり。
【美容室がおすすめするヘアオイルの選び方】
・髪質に合ったヘアオイルを選ぶ
・ヘアオイルの成分で選ぶ
【美容室がおすすめするヘアオイルの効果的な使い方】
・洗髪後
・スタイリング
この記事では、美容室がおすすめするヘアオイルの選び方と効果的な使い方について解説します。
ヘアケアで使うヘアオイルに悩んでる方は、参考にしてみてくださいね。
美容室がおすすめするヘアオイルとは?
市場にはさまざまなヘアケア製品が溢れており、美しく健康的な髪を維持するために多くの方が日常の髪の手入れに取り入れています。
好んでヘアカラーやパーマをしている方は、特に髪にダメージを受けやすいでしょう。
ヘアオイルは、そのような髪のダメージを予防・修復するために使う製品の1つです。
ヘアオイルは具体的にどのような製品なのか、詳しく見ていきましょう。
ヘアオイルの役割
ヘアオイルは、油性の膜を髪に施して保護するための製品です。
ヘアクリームとは異なり、より濃密で滑らかな仕上がりが得られ、乾燥やきしみが気になる髪を柔らかく整えます。
就寝前に使用すると、夜間の寝返りによる髪の摩擦やブラッシングの際のダメージから髪を守ります。
ヘアスタイルの仕上げにもヘアオイルはおすすめ。
日本では、昔からヘアオイルを愛用する文化があり、植物性の油を髪や肌に塗って美しさを保っていました。
たとえば、相撲力士の髷(まげ)には「鬢付け(びんつけ)油」と呼ばれる植物性の油が使われています。
トリートメントとヘアオイルの違い
ヘアケアと聞くと、多くの方がトリートメントを思い浮かべるかもしれません。
トリートメントは、シャンプー後に塗布し洗い流すタイプが一般的です。
一方、ヘアオイルは洗髪後の濡れた髪や乾いた髪に適用し、洗い流さないタイプの製品が主流です。
また、香りが良いヘアオイルも多いので、スタイリング剤としても使えます。
美容室がおすすめするヘアオイルの選び方
ヘアオイルの種類は非常に多く、自然由来の椿オイルやアプリコットオイルや、さまざまな有効成分を加えた鉱物油ベースのオイルまで、幅広く製品があります。
さまざまなヘアオイルの中から髪質に合った最適な選び方を説明します。
髪質に合ったヘアオイルを選ぶ
顔立ちが人によって違うように髪質も異なります。
特にカラーやパーマを施している方は、髪が傷んでいる可能性が高いです。
ヘアオイルにも特性があるため、自分の髪の質や状態に合ったものを選ぶことが大切です。
選ぶ前に、髪質と状態を正確に把握することから始めましょう。
たとえば、髪が「乾燥している」「うねっている」「ボリュームが少ない」「ダメージが進行している」など、現在の髪質の状態に応じて最適なヘアオイルを見つけることができます。
深いダメージを補修する必要がある場合は、ダメージ修復専用のヘアオイルを使用すると良いでしょう。
また、特にダメージがなく日常的なヘアケアをしたい場合は、好みの香りのヘアオイルを選ぶのもおすすめです。
自分で髪質を判断するのが難しい場合は、美容室で髪の状態やヘアケアの仕方を相談すると良いでしょう。経験豊富な美容師が、あなたの髪に最適なヘアオイルやケア方法をアドバイスしてくれます。
ヘアオイルの成分で選ぶ
ヘアオイルは、成分で選ぶのも1つの方法です。ヘアオイルに用いられている主な成分と効果は、以下になります。
成分 | 効果 |
椿オイル
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高い浸透力と保湿効果があり、紫外線から髪を守る
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アプリコットオイル
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ダメージを受けたキューティクル(髪のしなやかさや強さ)を修復する効果がある
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アルガンオイル
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高い浸透率で髪にツヤを与える
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米ヌカエキス
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髪を柔らかくし、しっとりとした質感にする
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美容室がおすすめするヘアオイルの効果的な使い方
ヘアオイルを使う際に、効果を最大限に活かす使い方があります。
効果的な使い方は、洗髪後とスタイリングするときです。
それぞれについて説明します。
洗髪後の使用
ヘアオイルを最も効果的に活用するのは、洗髪直後です。
1.シャンプーとコンディショナーで髪をきれいに洗った後、ドライヤーで乾かす前にタオルでしっかりと水分を取り除きます。
2.髪にヘアオイルを根元から毛先にかけてなじませます。特に毛先へは軽く塗布することがポイントです。
3.ヘアオイルを髪へ強く擦り込むとキューティクルが傷つく可能性があるため、優しく押し込むようにして塗布してください。
4.ドライヤーで髪を乾かします。
上記のような手順でヘアオイルを適切になじませないと、オイルの浸透が悪くなります。
また、水とオイルは混ざりにくいため、水分をしっかりタオルで拭き取ってからヘアオイルを塗ることが重要です。
スタイリングでの使用
毎日のスタイリングでドライヤーやヘアアイロンを使う場合、スタイリング前にヘアオイルをなじませると良いでしょう。
ヘアオイルは髪を保護して熱から守る効果があるため、髪に潤いとまとまりを与え、スタイリングがしやすくなります。
香りがあるヘアオイルを使えば、さりげなく周りに良い印象を与えられます。
美容室がおすすめするヘアオイルの使用頻度は?
ヘアオイルは保湿性に優れており、安全に使用できるため、日常的なヘアケアに積極的に取り入れるのがおすすめです。
製品の種類や髪の状態にもよりますが、以下のタイミングで1日2〜3回の使用が効果的です。
・朝のスタイリング
・夜の洗髪後
・日中で髪の乾燥を感じたとき
ただし、過剰な使用には気をつけてください。
髪がベタつき、ベタつくとシャンプーで洗い流すまで解消されません。
まとめ
この記事では、美容室がおすすめするヘアオイルの選び方と効果的な使い方について解説しました。
【美容室がおすすめするヘアオイルの選び方】
・髪質に合ったヘアオイルを選ぶ
・ヘアオイルの成分で選ぶ
【美容室がおすすめするヘアオイルの効果的な使い方】
・洗髪後
・スタイリング
市場にはさまざまな種類のヘアオイルがあり、どれを選べば良いのか迷うこともあるでしょう。
そのような場合は、ぜひ当店へご相談ください。
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